【SNS個人間融資】XやLINEでの融資は実質「闇金」その手口や被害対処方法を全公開

近年、X(旧Twitter)やLINEといったSNSを利用した「個人間融資」が急増しています。特に「お金に困っている」「金融ブラックで借りられない」といった人々をターゲットに、手軽そうに見えるお金の貸し借りが行われていますが、実態は闇金(違法金融業者)とほぼ同じ構図であり、非常に危険です。

この記事では、SNSで行われている個人間融資の実態や手口、リスクを実例を交えて紹介し、「なぜこれが闇金なのか」をわかりやすく解説します。

個人間融資は闇金業者

X・LINEで見かける「個人融資」の投稿例

以下のような投稿をSNSで見かけたことはありませんか?

  • 「即日融資します」「ブラックOK」「保証人不要」
  • 「困ってる方だけ連絡ください」
  • 「個人融資します。まずはDMください」
  • 「本日対応可能。LINE追加でやり取り可」
  • 「24時間営業・完全個人・最優良店」

これらはすべて、違法な個人間融資=闇金の勧誘文句です。

実際にあった被害の例

実例①:3万円借りて10万円請求された

20代女性がXで融資を受け、3万円が振り込まれた後、2週間で10万円の返済を要求されました。断ると「勤務先に連絡する」「親にバラす」と脅迫され、恐怖で支払ってしまったといいます。

実例②:担保として「個人情報」「動画」「通帳の画像」を要求

借りる前に「本人確認」として、顔写真付きの身分証や勤務先、通帳の写真、裸の写真まで要求されたケースも。支払いが遅れると、これらの情報をSNSに晒すと脅迫される事例が多発しています。

闇金の「晒し行為(ばらし行為)」とは?

闇金が利用者(借り手)に返済を迫るために、個人情報や顔写真・プライベート情報をネット上に公開して脅迫・嫌がらせを行う手法です。

これは闇金の中でも特に悪質な手口で、精神的にも社会的にも大きなダメージを与える目的で行われます。

晒し行為の具体例

1. SNS・掲示板に個人情報を投稿

「この人、金を返さない詐欺師です」

「住所○○、名前○○、電話番号○○、職場は○○」

顔写真つきの投稿、勝手に加工した画像

2. 勤務先や家族に直接ばらす

勤務先に「この人借金を返していません」と電話・メール

実家に郵便やLINEで「息子さんには返済義務があります」

3. アダルト系サイト・風評系掲示板に虚偽投稿

「この女性は出会い系詐欺師です」

「援助交際してます。連絡先はこちら」などと悪質な書き込み

風評被害で検索エンジンに名前が残る

晒し行為が使われるタイミング

  • 返済が遅れたとき
  • 追加融資を断ったとき
  • 連絡を絶ったとき
  • 最初から情報を握らせていたとき

つまり、「お金を借りる前や借りた直後」に身分証や通帳、動画などを送っていると、すでに“晒しの材料”を握られている可能性があります。

SNS闇金の手口はこうなっている

手口 内容
法外な利息 1万円借りて2万円返済など、年利1000%以上の違法利率
情報搾取 免許証、通帳、勤務先、家族情報などを提出させる
返済遅れで脅迫 「家族に連絡する」「会社に通報する」などの脅し
SNSアカウントを特定 過去投稿や共通フォロワーから身元を把握される
先払い詐欺 5万円融資約束で先に2万円振り込めば7万円などと信用をちらつかせ先に払わされる
違法手数料(先引き) 5万円借りて2万円しか振り込まれないなど、最初から利息を引かれる
完済ブロック 返済日に連絡が取れなくなり、いつまでも借り続けさせられ利息を取られる
口座リース 返済できないなら銀行口座を売れといわれ、違法な口座現金化をさせられる
PayPayリース 口座リースと同じでPayPayアカウントを違法取引に使うために作らされる

そもそも「個人間融資」は合法なのか?

結論として、仕事として反復継続して貸し付けを行うには貸金業登録が必要です。登録がないまま融資すれば貸金業法違反となり、また年利20%を超える利息は出資法違反です。違反者には懲役・罰金が科される場合があります。

個人間融資と言いながらもその実態は違法な融資とわかって運営している闇金集団のアカウントです。

当然貸金業登録など行わず、融資実態が無いどころか、様々な嫌がらせ行為に発展し被害にあう可能性が極めて高いのが実情です。

今回のXやLINEのアカウントも飛ばし携帯を利用しているもので、すぐになくなったり、新しいアカウントに変更したりのいたちごっこになっています。

被害にあわないためのチェックポイント

    • SNSだけで完結している融資は要注意
      正規の業者は公式サイト・契約書・審査があります。
    • 異常に甘い条件は裏がある
      「ブラックOK」「即日融資」などはリスクのサイン。
    • 個人情報の提出は慎重に
      一度送った情報は悪用されやすく、削除も困難です。
    • SNS融資やLINE融資で身分証・顔写真・通帳の写メを送る
    • 「一筆書いて」「謝罪動画を送って」などに応じる
    • 相手を信じて“ちょっとの融資”を受ける

被害にあったらどこに相談する?

被害に遭ったら、下記へすぐに相談しましょう。

    • 消費者ホットライン:188(最寄りの消費生活センターへ)
    • 警察(生活安全課):恐喝や脅迫を受けた場合
  • 法テラス:無料の法律相談が可能
  • 金融庁「闇金融110番」:悪質業者の通報受付

個人間融資ヤミ金と関わってしまったらすぐ専門家に相談

執拗な取り立てや嫌がらせの電話に困っているという場合はすぐに専門家に相談してください。

実際に早期解決してくれるのは「ヤミ金の問題解決します!ウイズユー司法書士事務所」です。

毎月沢山の個人間融資ヤミ金問題の対処を行なっており、その専門性と経験からウィズユー司法書士事務所が相手だと、相手もすぐに手を引く傾向が顕著にでてきています。

嫌がらせの電話もすぐに止まります。

ヤミ金対応に慣れており、解決策を沢山持っている専門家に相談する事が一番大切なのです。

個人間融資ヤミ金問題を専門家に相談する理由

今現時点でLINEやXで申し込んだだけでまだ何もやりとりしていないし、連絡も無いから大丈夫!と思われるかもしれませんが、個人間融資アカウントは「お金に困っていてどこにも借りることのできないブラック属性の個人情報を集めて、騙したり脅したりする」ということを目的にしているのです。

警察に相談することも大切ですが「民事不介入」を理由に深く介入してもらうことができません。

「実際に被害が出てから」と言われてしまうことが多いのです。被害が出てからでは遅いですよね。なのでヤミ金問題の専門家が存在するのです。

ヤミ金から電話連絡があった時点でカモとされ、申し込みキャンセルを伝えても「キャンセル料金をいただきます。こちらの業務を妨害しましたよね」などと言いがかりをつけてきたり、送ってしまった個人情報を使って脅しにかかってきます。

相談だけでもウィズユー司法書士事務所なら取るべき対応策を的確に教えてもらう事ができますよ。

取り立てや嫌がらせを今すぐに止めたいなら、手遅れになる前にできるだけ早く、勇気を持って相談しましょう。

本当に困っている現状ですが、専門家から見ればとても簡単に、かつ素早く処理できる案件なのです。

無料で相談できるので手遅れになってしまう前に連絡をしましょう。

まとめ:SNS融資は99%以上“闇金”です

LINEやXなどのSNSで融資を謳う投稿のほとんどは、違法な闇金行為です。返済できなければ脅迫、暴露、リベンジポルノなど、さまざまな被害が待っています。

本当に困ったときは、正規の金融機関や自治体の支援制度に相談することをおすすめします。安易なSNS融資には、絶対に手を出さないでください。